今年は雨が少ないからなのかキノコ全般に不作です。

少しだけ採れました。

今年の初収穫です。

最近、雨が降らないのでキノコ全般イマイチです。

気温はいい感じですが雨が足りません。

今後に期待します。


 

前回のキノコ採りはアカギノコだけでしたが、2回目の今日はシシダケが採れました。

このキノコ、見た目からは想像できない香りと美味しさです。

数年前に採った所にキリツケ(木に印を付ける事)をしておいたんですが、まさにキリツケの所にありました。

メェダケ(舞茸)もひと株ゲット。

シシダケは乾燥させてご飯にいれたのが定番ですが、テンプラもなかなかいけます。

今週のお客様には出るかも・・・


途中に オソ の跡がありました。


オソ とは昔の圧殺罠のことで、尾根のウダー(鞍部)に仕掛けたものです。

オソの跡があるということは、その場所が昔から熊の通り道だということですから、見つけたら十分に注意してください。

今年のブナ帯は熊がいっぱいですよ。

なかなか赤ギノコにめぐり会いませんでしたが、今日採ってきました。

色は黄色から赤まであり、今回のは赤でした。

別に画像を加工したわけではありません、元々こういう色のきのこなんです。

さっそく刺身でいただきました。

あと1〜2日早いと”フラフラ”の刺身だったんですが・・・

刺身といってもきのこなので生ではなく、軽くボイルして薄く切り、わさび醤油で食べました。

前に赤ギノコは高い所にでるので採るのに苦労する、と載せましたが、今回は目の高さにあり、30秒で採り終わりました。





今日は昼前から順調に雨が降っています。

”たぎじゃー”の水も増水し、濁りが入っていました。

と言うことはサンショウウオのズーの中はゴミだらけでしょう。

梅雨らしくシトシト降ってほしいものです。
モタシというキノコは秋のキノコなんですが、春にも採れる事があります。

ワケェというのは春のキノコで、檜枝岐では昔から、”春モタシと秋ワケェは食うもんでねぇ”と言われています。

日本語に訳すと旬でないものは食べるなという意味ですが、今年は春モタシが出ているようで採ってきました。

本当は美味しいのに誰も食べないように言ったのか、旬以外は美味しくないから言ったのかわかりませんが、さっそく夕食のメニューに出て、美味しくいただきました。

旬以外でも季候がキノコにあったら出てくるのかわかりませんが、春のモタシと秋のモタシどちらも美味しいです。

でも旬以外に出てくるということは・・・

今年の今後の季候が気になります。