GW真っ最中だというのに観光業の仕事を休み、尾瀬を鹿の被害から守るために毎日有害駆除に出勤しています。

職場の人達に感謝、ですね。

有害駆除の成果はご想像にお任せします。

ほとんど毎日、弁当持って登山状態です。

天候に恵まれているので景色だけは最高ですが、紫外線には勝てず顔の色が数日前とまるで別人状態となりました。

途中ご覧のような景色に遭遇することもあります。

左から駒ケ岳、大戸沢岳、三岩岳ドドーンとそろい踏みです。

双眼鏡で見ると駒の小屋や、駒ケ岳の登山者の姿も確認できました。

天気と景色が良いので良しとしましょう。

明日から天気が崩れる予報なので一息入れて、天気が回復次第また山人に変身の予定です。

後半はねじるぞ〜、絶対にねじります。

ネタ切れの為、一般の方が聞いても解らない狩場用語を説明します。

知ったところで何も役にたちませんのであしからず・・・

第一回目は動物の体についてです。

血液のことを"ノリ"または"ネエガネ"と言います。

なぜ血液に二種類の呼び方があるのか最初は解らなかったんですが、血液の状態によって呼び方に違いがあるようです。

"ノリ"は体から出た状態の血液を呼び、"ネエガネ"は体の中にありまだ体から出ていない血液をこう呼びます。

たとえば、鉄砲の弾が体のどこかにあたり血が出て雪の上などに点々と付いている状態は、"ノリ"をひいていると言います。

"ネエガネ"は解体(サナデル)しているときに体の中に溜まっている状態の血液を言います。

腸を裏返してその中に"ネエガネ"と、内臓を覆っている膜の脂(モゴシ)を細かく切ったものを入れてソーセージ状態にして茹でたものを"ソレソレ"と言い一番のご馳走です。

心臓は"マル"、肝臓は"キモ"、肺は"ブウラ"、膵臓は"タチ"、腎臓は"マメ"、などと呼んでいます。

このような内臓全般を"ハランナカ"と言い、茹でたものに塩を付けて獲った人だけがその夜に食べられるすごいご馳走です。

四肢は"エダ"と呼び前足を前エダ、後ろ足を後エダと言います。

横隔膜より上を"カミノフ"、横隔膜より下を"シモノフ"と呼び、鉄砲で狙う時はもちろんカミノフです。

シモノフに弾が中ったとしても熊は全然平気で逃げていきます。

腹から腸が出ている状態でも逃げていくんです。

足一本位は折れても大丈夫で、追跡して行っても追跡しきれないことがあります。

こんなことにならない様に、熊を狙うときはカミノフを狙い、苦しませずに捕獲することが重要なんです。

その他の狩場用語はまたの機会にお伝えします。

例えば、オソ、クラ、ウダー、デト、ハゲ、ヒトクサ、マゲ、カージメ、テッカーなどなど、意味の解る言葉はありますか。
画像はありませんし、長いひとり言なので注意してください。

日本で銃を所持している人は三年に一度所持許可証の更新をしなければなりません。

そして銃の持許可証の更新には、精神科医の診断書、使用実績などの色々な書類の添付が必要で、今度は更にもうひとつ追加されることになりました。

それが技能講習終了証明書というもので、銃の操作や実射の試験を受けて合格しないともらえません。(最初に行う試験と同じような試験)

これがもらえないともちろん銃の持許可証の更新ができないので、銃を持っていることが出来なくなります。

車の運転免許の更新と同じような事ですが、運転免許の更新の場合はもう一度試験などということは無いですし、ペーパードライバーで実際に運転していなくても更新ができます。

銃というものを所持するからには、これ位厳しくしないと十分でないと言うのなら、百歩譲って良しとするしかありませんが、車も十分に危険なものだと私は思います。

問題はライフル銃の場合福島県でこの技能講習を受けることができるのが一ヶ所のみで、月に一回、一回につき二名となっています。

ということは年間に24人しか受けられず、3年で72名が限度です。

現在の県内のライフルの所持者の数よりずっと少ないんです。

技能講習を受けたくても受けることすら出来ないということになってしまいます。

これは非常に問題です。

私も技能講習を受ける為に申し込みをしようと警察署に言ったのですが、3月は2名の定員になったのでダメですと言われました。

3月がダメなら4月の申し込みをしたいと言ったら、月末近くならないと4月の予定がわからないとの事。

更に電話での申し込みは出来ないので警察署で申し込むようにとの事。

という事は申し込みに行ってもダメなら再度何回でも申し込みに行く必要があります。

申し込みを受け付けてもらえるまで毎月行く必要があるという事です。

檜枝岐から警察署まで往復で2.5〜3時間、半日は仕事を休まなくてはなりません。

それを何回やればいいんでしょう。

3年間毎月行っても申し込みすら出来ない可能性も十分あります。

更に檜枝岐から講習会場のいわき市までをナビで検索したら、約5時間かかり(高速使用での最短)、9時の開始とのことなので最低でも早朝4時には出発しないと間に合いません。

更新に必要な技能講習終了証明書は提出を義務付けられましたが、その書類を提出する以前の申し込みができない、申し込み希望者より受付人数が少ない、ということが実際あるんです。

これは福島県のライフル所持者を72名以下にしたいという意味でしょうか。

皆さんも運転免許の更新時、申請さえ受け付けてもらえずに運転免許が更新できなくなったらどうしますか。

それとも私が間違っているんでしょうか。

やり方が納得できません。
1月4日のブログに穏やかな新年を迎えたと載せましたが、その後強力なカウンターパンチをもらいダウン、なんとか立ち直りました。

まだ完璧に立ち直っていないのですが、山人日記も少しづつ更新していきます。

立ち直りつつあったある日、テンボーに寒風干のイワナをねらわれました。

雪の壁の中に隠れていましたが、顔を出した瞬間のショットです。

イワナを加工した残りの腸を穴の中に持って行ったので、雪が少し血の色に染まっていました。

このテンボーの運命は・・・






良く解りましたね、そのとおりです。
手前は私の手ですが、ものすごく毛深い相手の方は誰でしょう。

雪男でしょうか?

ただの毛深い山人でしょうか?

相手の方は物凄い握力の持ち主で、危うく手の骨を折られてしまうところでした。

でも話せば解るとてもいい方で、初対面にもかかわらず握手を求めてきたので、私も思わず手を差し出してしまいました。

とても恥ずかしがり屋の方で、ここで出会った記念に写真をと言ったのですが、顔だけは絶対に出さないでくれと言うことが、身振り手振りでなんとなく理解できました。

やっぱり、山で暮らしている方とは、言葉が通じなくても解り合えるものですね。

言葉が通じなくても、山に生きるもの同士、普通の方では理解できない何かがあるんですね。

それを文字で表すことは、私では不可能です。



名前や住所を聞かずに別れてしまった事を後悔しています。



せめて携帯の番号だけでも聞いておけばよかったと思います。



でも普段は携帯の圏外にお住まいでしょうから、持ってないのかな?



皆さんはこんな経験ありますか?